怪獣8号に登場するキャラクター「怪獣9号」を解説。
怪獣9号のフォルティチュードや隠された能力についてネタバレ&考察しています。
怪獣9号とは?
引用:怪獣8号6話
初登場は防衛隊入隊二次試験【6話参照】
・従来の怪獣と異なり、人型の姿をしている
・後にその危険性から討伐庁から「怪獣9号」のコードネームを付けられた【21話参照】
怪獣9号のフォルティチュード&強さ
怪獣9号のフォルティチュードは不明
・現時点では怪獣9号のフォルティチュードの記録はない
→フォルティチュード8.0以上の「大怪獣」に分類される可能性が高い
怪獣9号の能力例一覧
怪獣9号が持つ能力と関係していそうな行動を一覧にしています。
- 人の言葉を話す
- 死んだ怪獣を復活させる
- 人の姿に擬態できる
- 他の怪獣の体内構造を変化させられる
- 外界から感知できない空間を作り出すことができる
- 自身の身体を他怪獣と同化させられる
- 複数体の怪獣9号が出現
人の言葉を話す
引用:怪獣8号17話
・従来の怪獣と異なり、人の言葉を話し思考能力が高い
死んだ怪獣を復活させる
引用:怪獣8号7話
・倒したはずの怪獣を蘇生させ、さらに蘇生した怪獣は強化される【7話参照】
人間の姿に擬態できる
引用:怪獣8号15話
・最初の擬態者は「穂高タカミチ」【9話参照】
→モンスタースイーパー株式会社の従業員
・2人目の擬態者は「長嶺カンジ」
→目立たないように擬態する人物を変更した【21話参照】
・殺害した人物に擬態しているため、戸籍上存在している
他の怪獣の体内構造を変化させられる
引用:怪獣8号14話
1・相模原討伐作戦にて、怪獣に増殖器官を仕込んだ【14話参照】
外界から一切感知できない空間を作り出すことができる【15話参照】
引用:怪獣8号15話
・通信機器による連絡が取れなくなる
・本人の許可なしでは物も人も外に出られない
→外に出ることはできなくとも内部に入ることは可能?
自身の身体を他怪獣と同化させられる
引用:怪獣8号42話
・蟻の怪獣と同化した姿【42話参照】
・地中を掘り進んで出現したことから同化した怪獣の能力も使える?
複数体の怪獣9号が出現
引用:怪獣8号43話
・2体目の怪獣9号が出現【43話参照】
→分裂?増殖?初めから2体存在していた?
怪獣9号の能力を徹底考察!
怪獣9号の主な能力は「自身の細胞を変化させ、他怪獣に移植できる」というものではないかと考察しています。
そうであるとすれば、先述した怪獣9号の行動のほとんどが説明できるんですよね。
人の姿に擬態できる
自身の細胞を対象者と同じ細胞に変化させることで、人の姿に擬態していると考えられます。
怪獣9号の狡猾さは、戸籍上存在している人間を殺害したうえで擬態していることでしょう。
防衛隊の捜査の手が届かないように、実在する人間に擬態して潜伏する描写があります。
他怪獣の体内構造を変化させられる
相模原討伐作戦では、怪獣に増殖器官を仕込んでいます。
これは自身の細胞の一部を増殖器官に変化させ、他怪獣に移植した結果でしょう。
作中では例の増殖器官は、「白くて丸いボコボコとしたもの」として描かれています。
引用:怪獣8号13話
1
怪獣9号が自身の身体を変化させる際にも同じように、白くて丸いボコボコとした細胞が描かれており、非常に酷似しているのが分かりますね。
引用:怪獣8号18話
死んだ怪獣を復活させる
怪獣を討伐する際に防衛隊員たちは核を狙って攻撃しています。
つまり、怪獣の核は人間における心臓であり生命を司る器官であると予想できます。
一度死んだ怪獣を復活させた行為は「自身の細胞を核に変化させて、死亡した怪獣に移植した」のではないでしょうか。
さらに、復活した怪獣は従来よりも強化されて蘇生される現象が見られます。
怪獣9号が核を移植する際に、ユニ器官などの特別な器官を一緒に移植して怪獣を強化したからかもしれません。
ちなみに、この蘇生行為は「数に限りがあるし疲れる」と怪獣9号自身が発言しています。
「数に限りがある」のは、有限である自身の細胞を移植しているため。
「疲れる」のは、自身の細胞を変化させる際にエネルギーを消費しているため、と考えられますね。
自身の身体を他怪獣と同化させられる
蟻型怪獣と同化した姿で再び登場した怪獣9号。
細胞の一部を他怪獣に移植できるのであれば、自分自身を他者に移植させることも可能でしょう。
複数体の怪獣9号が出現
分裂したのか、増殖したのか、はたまた初めから2体存在していたのか。
同時に2体の怪獣9号が防衛隊員の前に姿を現しました。
個人的には「分裂」によって、2体の怪獣9号が出現したのではないかと予想しています。
自身の細胞を2分して他怪獣と同化したとすれば、2体の怪獣9号の同時出現も説明がつきそうですね。