怪獣8号の第50話のあらすじと考察です。
ストーリーのネタバレを交えながら、怪獣8号の内容をまとめています。
【怪獣8号】ネタバレ50話
怪獣8号の50話ネタバレです。
ざっくりと怪獣8号の要点をまとめています。
怪獣9号と四ノ宮功の戦いが開始
・部下が四ノ宮功に退避を要請するも、怪獣9号は四ノ宮功の居場所を突き止める力を持っている
→部下の来栖は四ノ宮功との戦いを最後まで全力でサポートすることを誓う
デメリット:全解放は負荷が強すぎて使用者の命を削る
メリット:人の姿をした大怪獣の出現に等しいほどの力を得る
四ノ宮功の衰えにより戦況は怪獣9号が優勢
・識別怪獣兵器を全解放するも、怪獣9号の力はそれを上回る
→怪獣9号の首を吹き飛ばすもダメージは感じられない
- 隊式格闘術4式 昇破
- 隊式格闘術1式 蓮破
・各箇所の識別怪獣兵器の出力を来栖がカバーしようとするもカバーしきれない
→四ノ宮功は攻撃する度に、自身の衰えを感じざるを得なかった
・来栖は「鳴海弦が到着するまで堪えられれば…」という考えだった
→四ノ宮功『倒すぞ、来栖。一瞬でも守りに入れば殺られる。残された回路を極限まで攻撃に回せ』
・怪獣2号の筋肉を侵食させて無理やり腕を動かす四ノ宮功
・「二度と戦えなくなる」と来栖は止めるが、四ノ宮功はこの1戦で怪獣9号を葬り去るつもり
→妻である四ノ宮ヒカリも怪獣6号との戦いで自分の命を賭して亡くなった
四ノ宮功が怪獣9号を今倒さなければならない理由の描写
・幼少期の四ノ宮キコルは「防衛隊になる」と自身の口から両親に夢を話す
・母親の四ノ宮ヒカリと約束を交わす
→危険な仕事ゆえに、母親の四ノ宮ヒカリは心を鬼にしてキコルを鍛え、生き残るための力を与えることを決意。代わりに、四ノ宮功には父として思い切りキコルを甘やかしてほしい
・戦死した四ノ宮ヒカリとの約束を果たすため、四ノ宮功は厳格に振舞っていた?
→東京討伐中学校に主席合格した際には、褒められるどころか「主席合格は当然」「この国のために完璧であれ」と発言【7話参照】
・父親らしいことを何もしてやれなかった自身への後悔
→せめて恐るべき厄災である怪獣9号をキコルの未来に残さない
・全パワーを込めた一撃を怪獣9号に撃ち込む
【怪獣8号】ネタバレ50話の感想&考察
怪獣8号の50話では、四ノ宮功と怪獣9号の激しい戦いが繰り広げられました。
果たして勝敗の結果はどうなってしまうのか…。
そんな50話で特に気になった点を詳しくまとめていきます。
四ノ宮ヒカリは自身の命を賭して怪獣6号を倒した
四ノ宮キコルの母親であるヒカリは、怪獣6号による群発災害で戦死。
しかし、その死亡した理由が識別怪獣兵器の出力を極限まで上げたことによる反動であることが明らかになりましたね。
識別怪獣兵器は怪獣と等しいほどの力を得られる反面、使用者の命を削る諸刃の剣。
極限まで出力を上げたことで、四ノ宮ヒカリは怪獣9号の討伐と引き換えに命を落としたと考えて良いでしょう。
四ノ宮功の厳格な性格は伏線だった
四ノ宮キコルに対し、終始厳格な態度を示したいた四ノ宮功。
長官という立場ゆえに自身の娘にも完璧を求めていたと思っていたのですが、どうやらそうでもなさそうですね。
今までの四ノ宮功の厳格さは、キコルが防衛隊員として生き抜く力を授けるために「心を鬼にして鍛える」と決意したヒカリの想いを受け継いだ結果だったのでしょう。
四ノ宮功の体内に超高レベル電磁エネルギーが発生した理由
ラストシーンでは四ノ宮功の体内に超高レベル電磁エネルギーが発生し、強烈な一撃を打ち込む描写がされています。
その電磁エネルギーの発生に対し、来栖は『これって…』と驚きを隠せない様子でした。
この来栖の反応から、おそらく来栖はこの現象を過去に目の当たりにした可能性が高そうです。
そして、この現象を来栖が目撃したのは間違いなく群発災害時の四ノ宮ヒカリの戦いのときでしょう。
この現象の原因として考えられるのは、識別怪獣兵器に宿る怪獣の筋肉の侵食。
怪獣の筋肉が自身の身体に侵食したことで、体内に超高レベル電磁エネルギーが発生したのかもしれません。
とすれば、四ノ宮功もまた識別怪獣兵器の反動で命を落とすという、四ノ宮ヒカリと同じ道を辿ることになりそうですね…。