怪獣8号の単行本1巻のあらすじと考察です。
ストーリーのネタバレを交えながら、怪獣8号の内容をまとめています。
怪獣8号の1巻あらすじ
怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は容赦なく怪獣が日常を侵していた。
かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業で働く日比野カフカ。
ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。
【怪獣8号】ネタバレ1巻
怪獣8号の1巻ネタバレです。
ざっくりと怪獣8号の要点をまとめています。
怪獣発生率は世界でも指折りの日本
・神奈川県横浜市にフォルティチュード6の怪獣が出現
→第3部隊が怪獣を討伐。隊長は亜白ミナ。
・日比野カフカは怪獣専門清掃業者として働く32歳男性
→かつては防衛隊を目指すも挫折
・防衛隊を夢見る市川レノ
→防衛隊の募集が33歳未満に引き上げられることを知る
・余獣が出現しカフカとレノが必死に抵抗
→日本防衛隊第3部隊によって殲滅される。カフカは再び防衛隊員を目指すことに。
日比野カフカの怪獣化
・謎の小型怪獣がカフカの体内に入り込んだことで怪獣化
→小型怪獣の「ミツケタ」というセリフ。
※不特定の人間ではなくカフカ自身を怪獣化させる必要があった?
・防衛隊に通報され病室から逃げ出す
→再び余獣が出現。怪獣化したカフカが殲滅し、再び隊員になる夢を諦めないことを決意する。
日比野カフカがコードネーム「怪獣8号」と命名される
・危険視される怪獣はコードネームが付けられ、日比野カフカは歴代8体目となる「怪獣8号」と命名された
→防衛隊発足以来、初の未討伐事件。日本中の防衛隊に追われることとなる
・日比野カフカと市川レノに防衛隊一次試験合格通知が届く
→一次試験は書類審査と筆記試験。
・日比野カフカは自身が怪獣8号であることを隠し二次試験に挑む
→後に過去最難関と称される二次試験
・四ノ宮キコルと出会う
→高飛車な少女。謎のスーツを着込んでおり、片手で車を放り投げるほどのパワー。
防衛隊二次試験開始
・二次試験は二部制
→一部が体力検査で二部が資質検査。日比野カフカの一部試験の結果は225人中219位。
・例年以上にレベルの高い受験者が多い
- 出雲ハルイチ
- 古橋伊春
- 神楽木葵
- 四ノ宮キコル
・二部試験は「怪獣討伐」
→防衛隊のスーツを着込んで受験。「解放戦力」はスーツの性能をどれだけ引き出せているかの指標。経験を積んだ一般隊員の平均解放戦力が20%ほど。
>>【怪獣8号】全キャラ強さランキング!解放戦力の順番まとめ
・受験者それぞれにドローンを付けてモニターする
→討伐数ではなく、能力や状況に合わせてどう行動するかを評価している。日比野カフカと市川レノはアタッカーのサポートに徹する。
・日比野カフカは怪獣清掃で身に付けた知識で他受験者をサポート
二次試験終了直後に謎の怪獣出現
・圧倒的な力と言葉を話す謎の怪獣出現
→演習場内で死んだはずの怪獣が復活。復活した本獣の推定フォルティチュード6.4。復活後に強度が上がっている。
※保科の「あの怪獣にそんな性能はないはず」というセリフ
・日比野カフカが怪獣化
→四ノ宮キコルのピンチに本獣と対面。四ノ宮キコルに正体がバレる。
【怪獣8号】ネタバレ1巻の感想&考察
かつて防衛隊を夢見た日比野カフカ。
再び防衛隊員を志すも、謎の小型怪獣によって身体が怪獣化してしまうことに。
日比野カフカは自身が「怪獣8号」であることを隠し、防衛隊試験に挑戦します!
そんな1巻で特に重要な情報を細かくまとめています。
小型怪獣の「ミツケタ」というセリフ
日比野カフカが怪獣8号になるきっかけとなった小型怪獣。
こいつが日比野カフカの体内に入り込んだことで、身体が怪獣化するようになりました。
小型怪獣が体内に入り込む前に「ミツケタ」というセリフを残しています。
つまり怪獣化させる人間は誰でも良かったというわけではなく、日比野カフカでなければならない理由があると推測できますね。
それは身体的特徴なのか素質的なものなのか、はたまた日比野カフカの境遇や思想なのか…。
現時点では全く分かりませんが、小型怪獣は何らかの目的があって日比野カフカの体内に入り込んだということは間違いないでしょう。
謎の怪獣の正体
1巻のラストに登場した謎の怪獣。
各キャラクターのセリフから、従来の怪獣とは大きく異なる点が2つほど挙げられます。
- 言葉を話す
- 死んだ怪獣をパワーアップさせて復活させる
この怪獣は「言葉を話す」という点から、人間に近い知性を持っていると予想できます。
日比野カフカも同様に、怪獣化した後も言葉を話せるわけなので、こいつも元々は人間で怪獣化した姿である可能性もありますね。
そして「死んだ怪獣をパワーアップさせて復活させる」という能力についての考察。
保科副隊長の「あの怪獣たちにそんな性能はないはず」というセリフには、「怪獣たちに復活能力は存在しない」というよりも「一部個体には備わっているが、奴らにはそんな能力はない」という意味合いの方が強いような気がします。
つまり、過去に同じような復活能力を持つ特別な個体の怪獣が存在していた可能性が浮上するわけですね。
現時点では、怪獣とは一体何なのか。どこから何のためにやってくるのか。そして何故日本での発生率が高いのか。
まだまだ怪獣に関しての謎は非常に多いです。
今後怪獣に関する情報が明らかになってくれば、この謎の怪獣の正体も判明していくことでしょう。